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@HidehiroOtakePhotography Email: post@hidehiro-otake.net instagram: @hidehirootake ナショジオ:今月の写真家 /Portfolio on NatGeoJapan 連載:ノースウッズの森へ Vimeo:The Sphere of Woods / 森の星 HP: www.hidehiro-otake.net Publication/著作: ●『ノースウッズの森で』(福音館書店) ●『春をさがして カヌーの旅』(福音館書店) ●『もりのどうぶつ』(福音館書店) ●『森のおく 湖のほとり ノースウッズを旅して』(福音館書店) ●『もりはみている』(福音館書店) ●『カリブーの足音 ソリの旅』(福音館書店) ●『そして、ぼくは旅に出た。』(あすなろ書房) カテゴリ
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10月20日より東京品川のキヤノンSタワーで写真展を開催します。 ※会期が1日延長となり、11/22(水)まで! 「ALASKA -星野道夫の足跡を辿って-」と題して、昨年アラスカで撮影してきた作品のみで構成しています。 あまり大きな会場ではないですが、見応えのある内容を目指し、展示する29点のうちの25点は今回が初公開となります。この機会にぜひご覧ください! お申し込みはキヤノンギャラリーのホームページにて。 詳しくはこちら ■概要 開催日程:2023年10月20日(金)~2023年11月21日(火) 開館時間:10時~17時30分 休館日:日曜日・祝日 会場:キヤノン S タワー2 階 キヤノンオープンギャラリー1 アクセス:JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分 入場料:無料 ■ 展示内容 本展は、写真家・大竹英洋氏による写真展です。 氏は学生時代に、写真家の故・星野道夫氏が撮影したアラスカの写真に出会ったことから、写真家を志すようになりました。自分にしか撮影できないテーマを追求し、1999 年から北米大陸中央北部のノースウッズをフィールドに、約20年間にわたり野生動物や先住民の暮らしを撮影してきた氏は、星野氏の作品と生涯をテーマにした自然番組のプロジェクトのため、2022 年に初めてアラスカに渡りました。氏が5ヶ月間、星野氏の足跡をたどり 撮影したアラスカの大自然や人々、ザトウクジラやカリブーなどさまざまな生き物たちの作品から、未発表作品を含む29点を厳選し展示します。敬愛する星野氏がかつて生涯を懸けた場所に、時を超えて訪れ撮影した作品には、厳しく壮大な自然の中で暮らす人々や生き物たちの命の輝きが表現されています。 ■関連 イベント <トークイベント> 開催日程:2023年10月21日(土)13:30~ 会場:キヤノン S タワー3 階 キヤノンホール S 内容:大竹氏が初めてアラスカを旅した印象や野生動物との出会い、星野氏と親交のあった友人たちとのエピソード、30 年間で起きた自然の変化について語ります。 申込:9月20日(水)10:00~ホームページ(canon.jp/gallery)の申込フォームよりお申し込みください。 定員:150 名(先着申込順、参加無料) <ギャラリートーク> 開催日程:2023 年 11 月 15 日(水)17:40~ 2023 年 11 月 16 日(木)17:40~ 2023 年 11 月 17 日(金)17:40~ 会場:キヤノン S タワー2 階 キヤノンオープンギャラリー1 内容:大竹氏が写真展会場にて作品の解説や撮影秘話を語ります。 申込:10月16日(月)10:00~ホームページ(canon.jp/gallery)の申込フォームよりお申し込みください。 定員:各日 20 名(先着申込順、参加無料) ※内容が変更になる場合がございます。最新の情報はホームページにてご確認ください。 ■作家メッセージ 昨年4月末から10月までの約5ヶ月間、初めてアラスカを旅した。この地で長年撮影を続けた写真家、故・星野道夫さんの足跡を辿る旅だった。2022年は星野さんの生誕70年という節目の年。そこに向けて、星野さんの作品と生涯をテーマにした自然番組の制作が進んでいた。そしてぼくは、星野さんに影響を受けて写真家に なった人物としてコーディネーター兼出演者という役割を任され、数年前からそのプロジェクトに参加していたのである。 そもそもぼくが星野さんの存在を知ったのは1996年の夏、大学2年の時だった。所属していたワンダーフォーゲル部の部室で、著名な日本人写真家がロシアのカムチャツカ半島でヒグマに襲われて亡くなったという新聞記事を目にしたのだ。どんな人物だったのだろうとすぐに書店に駆けこみ、写真集『アラスカ 極北・生命の地図』を手に取った。その時の衝撃を今も鮮明に覚えている。ページをめくるたびに、遠いアラスカから吹いてくる冷たい風を感じた。野生の息づく世界がこの地球上に確かに存在する。この写真家は、そこに身を置き、これらの光景を自分の目で目撃したのだ。圧倒的な臨場感と説得力…写真の持つ力をはっきりと意識した最初の瞬間だった。その後、自然を伝える仕事をしたいと願うようになった自分にとって、具体的に写真家になるという夢を抱くきっかけとなった。 アラスカへの憧れはあったが、大学卒業後は自分にしかできないテーマを追い求め、北米大陸中央北部の「ノースウッズ」と呼ばれる森と湖の世界を撮影のフィールドに定めた。これが自分の仕事だと胸を張れる写真集を出すまでは、アラスカには足を踏み入れたくないとさえ思っていた。しかし、人生の巡り合わせとは不思議なもので、今回の番組へのオファーを受けたのは、撮影20年の集大成となる写真集を出版するほんの数ヶ月前だったのである。アラスカへ行く準備はできていた。 星野さんが20年かけて旅をしたアラスカを、たった5ヶ月で辿るには限界がある。しかも、コーディネーターを任されたとはいえ、まったく未知の土地。星野さんと生前交流のあった人々にひとつひとつ連絡を取ることから始めると、ミチオのためならと皆が喜んで協力を申し出てくれた。コロナ禍で2年延期になったものの、いざ撮影がスタートすると奇跡ともいうべき出来事の連続だった。短い滞在期間でポイントホープのクジラ漁を記録し、北極圏では伝説の光景とされるカリブー大集結も目撃した。夏の南東アラスカでは星野さんが30年前に撮影したザトウクジラと同じ個体と出会い、秋のツンドラでは燃えるような紅葉のピークに間に合った。さらに、北米最高峰デナリの麓に広がるルース氷河では、激しい吹雪の合間を縫って見事な星空が現れた。 残念ながら生前にお会いする事は叶わなかったが、この旅で出会ったアラスカの大地や友人たちの中に、情熱に満ちた星野さんの確かな気配を感じることができた。星野さんの親友、ブッシュパイロットのドン・ロスが言ってくれた。「ラッキーなんてものは存在しない。全ては目に見えないところで繋がっているんだよ。ミチオもこうなることを知っていたはずだ…」。 星野さんの言葉を借りるなら、その魂は今も「終わりのない旅」を続けている。これらの写真を通してそのことを感じてもらえたら、みなさんと同じ一人の星野道夫ファンとして、とても嬉しく思う。 大竹英洋 ■作家プロフィール 大竹英洋(おおたけひでひろ)写真家。1975年、京都府舞鶴市に生まれ、幼少期より東京都世田谷区で育つ。一橋大学社会学部卒業。1999年より北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。主な写真絵本に『ノースウッズの森で』、『春をさがして カヌーの旅』、『もりはみている』などがある(以上全て福音館書店)。2018年、写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴った『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』(あすなろ書房、文春文庫)で「第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞。「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞」ではカラフトフクロウの営巣を捉えた写真で 「第7回ネイチャー部門最優秀賞」、先住民アニシナベのムース狩りを捉えた写真で「第9回ピープル部門最優秀賞」受賞。2021年、撮影20年の集大成となる初の写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』(クレヴィス)で「第40回土門拳賞」受賞。2022年、星野道夫の足跡を辿って、初めてアラスカを旅した。
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by hidehiro-otake
| 2023-09-20 10:50
| exhibition&event/展示
アラスカの光と風 星野道夫×大竹英洋 時を超える旅優しい眼差しの写真と心に響く文章でアラスカの自然を伝え続けた星野道夫さん。その世界に共感し自然写真家になった大竹英洋さんが彼の足跡をたどり壮大な旅に出た。星野さんが生涯をかけたトナカイの大移動に遭遇し、ザトウクジラの群れに星野さんが出会ったクジラを発見。倉庫に眠っていたカメラから見つかった遺作フィルムの現像にも成功。時を超えて届いた手紙の様な写真を大公開!今よみがえる星野さんからのメッセージ。 #
by hidehiro-otake
| 2023-04-04 13:35
| broadcasting/放送
あけましておめでとうございます。2023元旦
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by hidehiro-otake
| 2023-01-01 00:00
NHKオンデマンドにて、過去のワイルドライフ出演作が視聴できます。 すでに10年前の番組ではありますが、、、年末年始にどうぞご覧ください! また、今年12/5放送のアラスカの番組も、まだご覧になっていない方はぜひ! 「カナダ ノースウッズ 命あふれる原生林を行く」 「アラスカ悠久の自然 星野道夫が見たトナカイ大集結」 年明け1/21(土)には東京で講演を予定しています。 イベント詳細/お申し込みはこちら。 #
by hidehiro-otake
| 2022-12-31 17:08
| broadcasting/放送
ジュンク堂三宮店にて、急遽サイン会を行います! 2022年12月09日(金) 19:00~20:00 自然に興味を持ち、写真家を目指した経緯から、1999年に初めて北米ノースウッズを訪れた3ヶ月の旅までを綴ったノンフィクション「そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森ノースウッズ」。ナショナル ジオグラフィック日本版のウェブサイトにて連載後、あすなろ書房より単行本化。「第7回梅棹忠夫 山と探検文学賞」を受賞した本書が、今年5月に文春文庫として刊行されました。 今年はNHKの自然番組の取材で春から秋まで、ノースウッズではなく、アラスカを旅していたのですが、12/9(金)にようやく文庫化記念のサイン会を神戸にて開催することとなりました。サイン会直前の12/5(月)夜8時からは、アラスカ取材の成果としてNHK-BSP/BS4K「ワイルドライフ」が放送。星野道夫さんの足跡を辿ってカリブーの大集結を追うという内容で、案内役として出演しています。サイン会当日は番組への質問や感想もお受けしておりますので、ぜひ三宮店にお越しください! ##以下ジュンク堂三宮店HPイベント情報より## 会場:4階児童書売場特設コーナー 応募方法: ジュンク堂書店三宮店にお電話にてご予約承ります。(電話番号:078-392-1001) 参加ご予約の上、サイン会当日までにジュンク堂書店 三宮店にて対象書籍を購入ください。 以前お買い上げいただいたものをお持ちでもサイン会にご参加いただけます。 参加:参加ご予約の上、対象書籍をお持ちになって、ジュンク堂書店三宮店4階児童書売場特設コーナーにお越しください。 対象書籍:大竹英洋さんのご著書 【大竹英洋さん出演番組情報】 「ワイルドライフ」 〜アラスカ 悠久の自然 星野道夫が見たトナカイ大集結!〜 放送日:12月5日(月)20時~21時 (NHK-BSP/BS4K) NHKオンデマンドでも放送より一年間視聴できます! 写真家・星野道夫さんの足跡を頼りに伝説のトナカイの大移動に迫る番組です。 案内役として大竹英洋さんが登場されます。 番組の詳細については星野道夫さんの公式HP「アラスカ便り」をご覧ください。 ############## #
by hidehiro-otake
| 2022-11-28 21:28
| exhibition&event/展示
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